C面取り加工について
文字の輪郭をナナメに落し、立体感を持たせた装飾加工です。
ナナメに落とす部分は45度の角度になります。
材料厚みの約1/3程度を面取りする事で見栄え良く仕上がります。
C面取りは加工の都合上底辺の外角はRになります。
材料上部はRになりませんが、面取りとセミストレートの境界(文字の輪郭線)から下はRになってしまいますので、予めご了承ください。
仕様例
文字サイズ: 高さ(h)=100 厚み(t)=10
厚み(t)=10mmなので、材料厚みの1/3落とすと約3mmです。
輪郭線の内側に3mmのオフセットが面取り部分になります。
※オレンジが面取り部・赤がセミストレート部
文字輪郭は材料上部になります。
そこから8度のセミストレートカットを行い、更に45度の面取りカットを行います。
書体の太さは最低でも文字厚み(t)と同程度必要です。
明朝体は特に横線が細くなっているので注意が必要です。
太めの明朝体でも、横線は太くなっていないことが多くあります。
必要な文字の太さが足りないと、文字のトップやセリフ部が削れて無くなってしまいます。
向いている書体 :丸ゴシック・角ゴシック
向いていない書体:明朝体
左図はゴシック体で製作したシミュレーション画像です。
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材料厚 | 10mm | 15mm | 20mm | 30mm |
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文字サイズ | 100mm | 150mm | 200mm | 300mm |
オフセット | 1.7mm | 2.4mm | 3.1mm | 4.5mm |
面取り角度 | 45度 | 45度 | 45度 | 45度 |
セミS角度 | 8度 | 8度 | 8度 | 8度 |
最小書体太 | 10mm | 15mm | 20mm | 30mm |
断面図 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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書体太 破線内側(オレンジ部)
オフセット 破線外側(赤色部)
面取り部 破線直線より上部